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解説
まず、前回の『僕たちの遠い・・・』の最後のところ「Fin.」と
なっているけど、MIDOMOONは終わらないよおー。
あれは『僕たちの...』から始まる詩でできた1つの話が
完結したということなのよん。
登場人物はご存知の通り、君と僕と月。君と僕のある1コの
愛の形があって、ある日それが壊れて、僕が再生するまでを
綴ってみたもの。月はすぐ側から、または遠くから、よい時も
悪い時もただ見守っている。
綺麗で痛くて、切なくて優しくて、残酷で純粋な世界を描いて
みたかったのだ。それがきちんと表現されていて、みんなに
全部伝わったのかと言うと、力が足りないことを感じざるを
えないのだが...。
時間がある時にでも『僕たちの遠い夏』から、詩だけをひろって
ご覧になって下されー。二人独特の関係と時間の流れがあって、
それが粉砕して、絶望的な孤独から“ただの”孤独へと
移行していく《僕》がいるので。(「ちっ、今日は詩かあ」と
飛ばしていたKさん、こういう訳だったんですよ。わっはっは)
...で、もう詩は書かないのかと言うと、いえいえ。これからも
しっかり書かせて頂きまっせー。詩を創るのも好きなもんで。
どんな風に、とはまだわからないけれど。『僕たちの...』も
途中から流れが見えてきた感じだったので。
ということで、相変わらずこれからもよろしくねー!!
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僕たちの遠い・・・
僕の長い長い流浪が
静かに終わろうとしている
君を失ってから 孤独と絶望の中
彷徨ってきた道なき道
周りの世界は崩壊して
僕は壊れて砕けた
破片を集めて どんなに繋ぎあわせても
もう元の僕には戻らない
でも それでいいんだ
それこそが君を愛した証になる
人は一生のうち 何度こんな恋をするのだろう
僕は一生に一度きりだ
これから誰かに出逢っても
この変形してしまった心ですら
預けられないかもしれない
それもいいだろう
今なら全てを受け入れられる
壊れた僕  不完全な僕
全部僕なんだ

僕は僕らしく生きていくよ
君の幸せを心から祈ってる
痛いほどの憶いと共に
再生した僕になって
それでいいだろう?
無限の月の光に包まれて
僕は・・・

                       Fin.
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僕たちの遠い鼓動
銀色の月の雫と
濃い藍の夜の帳が降りた空の下
うすいピンクの桜の花びらが舞う道に
一瞬だったけど 君が見えたような気がした
街なかの大きな桜の樹の下で
君は祈りをこめるように見上げていた
時が流れるままに  風が吹くままに
全てを受けとめて浄化するかのごとく
見ている僕が痛かったほど
君は微動だにしなかったけれど
風に舞い散る花びらが
君を浮遊させているように見せていたんだ
もちろん  僕の淡い幻影だった
過ぎし日は戻りはしない
咲き誇る桜花が静かに静かに降り散るように
僕の中の君がゆるやかに遠くの世界へ帰化してゆく
ただの孤独の中で  僕は気づいた
はかない桜の花びらを君が受けとめていたのではなく
繊細で脆い君を  花びらが包んでいたのではないかと

          散り急ぐ  君を憶って  桜花
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僕たちの遠い記憶
不思議だ
あんなに苦しかったのが嘘のように
今  僕は  ここにいる
君のことを 忘れた訳じゃないんだ
君が手の届かない所にいるのを解っていながら
オブラートでくるまれているような
君の存在を感じている
そんな感覚だ
時々  君が親しんでいたものに触れて
この世界から隔絶してしまうことがあるけれど
こうして君と二人で包まれていた
蒼い月の光に一人でたゆとうていても
とても優しい気分になれる
それだけ君が  意識から無意識に
移行していったということだろうか
時間の流れはいつも優しくて  残酷だね
どんなに痛いことでも とても小さなことでも
僕はいつでも  君の存在を感じていたかった
痛いほど  願っていた
時間の流れの戸惑いの中
僕はこれからどこへ向かうのだろう
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僕たちの遠い夜
今夜は雪が積もったね
音もなく 真っ白な おもちゃのような立体の街と
紺青の空と銀色の月
二人で一つの毛布にくるまって
言葉もなく 見つめた
二人が そのまま
真っ白になれればいいのにと
雪は 白くて 
銀世界というのは 月の銀色を映しているんだと言った君
この哀しい位美しい 雪月の景色を
今 君は 誰と見てるの
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僕たちの遠い風
もう 冬がやって来る
暖めなきゃいけない君の手を
僕の両手が探してる

「知ってた?
 機械は冷たいって言うけど
 ちゃんとぬくもりはあるんだよ
 ほら 自動改札を通した定期は
 こんなにもあたたかい」

そう言って出てきた定期券を
両手でつつむ君
どんなに愛おしく 抱きしめたいと
思っただろう
君の笑顔に代えられるなら
どんなことでもしたいと思った
何も言わなくていいから
もう一度 そばにきて
僕は ここに いる
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僕たちの遠い要
この静謐で透明な夜の底で
僕はただ 祈りを捧げていた
君を失った哀しみに嘆くことなく
僕自身が欠けたままで
完全になれるように
いびつでも歪んでいても
それが僕なのだから
えぐられた心も
ひきちぎられた想いも
そのままでいい
それが君の残した軌跡になる
あるがままを受けとめて
僕になる
ささやかで 絶大なるこの願い
月は きいてくれるだろうか
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僕たちの遠いまなざし
モシ タラ レバ
考えてもしかたのないことだけれど
最近の僕は よく 考えてしまうんだ
今 ここに君がいたら
君と 夜空に咲く花火を見られたら
夏祭り 君とヨーヨーをゆらして歩ければ
もし この美しい月の話を君にできれば
後に続く言葉は ヨカッタノニ
今でも君を感じさせる場所に行くと
心が悲鳴をあげる
どこかで君を思い出させるものを見ると
僕の時間がとまる
僕の半分を うばっていった君
もし もっと 君と共有の時間を過ごせていたら
ソレハ モオ こたえノデナイ
かんがえテモ シカタノナイコト
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僕たちの遠い線
こんなにも人のことを
好きになれることができたなんて
そんな綺麗ごと 言えない
僕は失恋した訳じゃない
だって恋を失ってしまった訳じゃないから
まだ君のことを想っている
それでいい    だけど
所詮 そんなのは 僕だけの 言い訳
失う前から大切な人だと気づいていた
その君を失ってしまった今
壊れる以外に 何ができる
君を感じるもの
君を思い出させる場所
心の痛みを抱きしめて閉ざす以外に
どうして 生きられる
君のことを嫌いになれたなら
少しは楽に生きていける
だけど ちっとも楽になんかなりたくない
それでいい    だから
月よ 見守っていて
僕が壊れても
心が痛くても
僕が僕らしく 生きてゆけるように
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僕たちの遠い『無』
雨を見ていた夜
限りなく黒に近い灰色の夜の底で
深海に独りぽっちで漂うくらげのように
僕はただ たゆとうていた
ここには君がいない
ここは君が好きな月の光も届かない
こんな孤独を初めて知った
この世界には僕だけ
寂しいと思う気持ちもない
痛いと感じる心さえない
僕は壊れた
僕という型だけが動いている
心が壊れた
感じることも考えることもできない
ただ
君に逢いたい
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